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東雲 誠(しののめ まこと)が贈る世界事情

このブログは自己啓発本やビジネス本などから得た知識を紹介するブログです。

思考力 ~ノアの方舟~

こんにちわ、東雲 誠(しののめ まこと)と申します。

 

皆さん、ノアの方舟をご存知ですか?

旧約聖書の物語の1つです。

 

 神が怒ってこの地上に大洪水を起こされたとき、

ノアの方舟にだけは男と女、そして動物はオスとメス、

ひとつがいずつを乗せられた。

 最後に「善」が方舟に乗ろうとしてやってきたが、

神は「カップルでしか乗せない」といわれ「善」の乗船は拒否された。

 そこで「善」はもうひとりの「善」を連れてきたが、

神は「善と善はカップルではない」といわれ、

再び拒否された。

 やむなく「善」は、大嫌いな「悪」と手をつないでやってきたところ、

神は「よし」と乗船を許した。

 

問題です。

神は「善」と「悪」の関係はどうあるものだと教えていると考えるか。

 

実はというと、ノアの方舟に乗船できたのは、

男と女やオスとメスの動物の他に、

楽と苦、薬と毒、福と禍、富と貧というカップルも乗船しています。

 矛盾するふたつが別々に存在するのではなく、

常に一緒にいるという世界の様子が表現されている。

 ここで重要なのは、善が悪と手をつないでやってきたことである。

 

私の考えでは、

善と悪は手をつないだ状態で存在している。

表裏一体の密接な関係にあるということです。

 

人間も同じ事なのでしょう。

善人、悪人といった別々に考えるのではなく、

両方の顔を持っていると考えるべきではないのでしょうか?

 

皆さんはどう考えますか?

 

今回はここまでです。

 

2016年4月24日   東雲 誠